2024/02/07

プレスリリース

クレジットエンジン、生成AIを活用した延滞債権/支払の督促に特化した督促交渉AIの実証実験を開始

債権管理回収における顧客対応の品質向上と業務効率化ソリューション

オンラインレンディングプラットフォーム「CE Online Lending Platform」を提供するクレジットエンジン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:内山 誓一郎、以下 クレジットエンジン)は、提供サービスの一つである「CE Collection」の追加機能として、延滞債権/支払の督促に特化した督促交渉AIを開発し、今回グループ会社であるLENDY債権回収株式会社(以下、LENDY債権回収)と協業し、実証実験(PoC:Proof of Concept)することをお知らせします。

OpenAI-CreditEngine.png

クレジットエンジンでは、これまでデジタル債権管理回収システム「CE Collection」の提供を通じ、債権管理回収のデジタル化を進めてきました。このたび、回収領域における大きな課題であった債務者からの問い合わせ業務、特に返済/支払い相談業務の品質向上及び業務効率化を解決すべく、生成AIを活用した実証実験を開始します。今回の実証実験では、「CE Collection」が提供する債務者専用webページのチャット機能にて実施を予定しています。事前に行われた社内テストでは、90%以上の業務効率化を達成することができました。さらに、生成AIの回答を評価する仕組みにも生成AIを活用する仕組みを取り入れ、継続して品質向上を行います。
今回の試験導入は、法務大臣から債権管理回収業の許可をえたLENDY債権回収にて実施予定となり、今後は一般提供を行います。また、「CE Collection」の新機能として提供を予定していますが、今後は単体サービスとしての事業展開も予定しています。
————
■機能概要
生成AIを活用した、延滞債権/支払に特化した督促交渉AI機能になります。返済や支払いに関する質問や相談、各種ヒアリングの実施し、連絡約束や入金約束を取得することも可能です。また、生成AIが作成した回答をさらに生成AIによって評価することで、継続した品質向上が目指せます。提供方法の第一弾として「CE Collection」のチャット機能に組み込むことを予定しており、生成AIが作成した回答をオペレーターが確認してから返信するsuggestion機能も提供します。

■導入企業のメリット

  • 返済や支払い相談の品質向上
  • 返済や支払い相談の業務効率化
  • 返済や支払い相談のナレッジの蓄積
    ————

引き続きクレジットエンジンは「“かす”をかえる。“かりる”をかえる。」をミッションに、金融機関業務をより手軽に利用いただくことで、金融機関及び事業会社との連携を強化し受益者の拡大に努めてまいります。


■ クレジットエンジン株式会社について
クレジットエンジンは、「“かす”をかえる。“かりる”をかえる。」をミッションに、オンラインレンディングプラットフォーム「CE Online Lending Platform」の展開を通じ、世の中のお金の流れを円滑にし、テクノロジーとデータにより個人や事業者の資金調達をもっと手間なく、必要なときに必要なだけ調達できる、ストレスのない社会の実現を目指します。
URL:https://creditengine.jp/

■ お問い合わせ先
クレジットエンジン・グループ株式会社
Finance and Strategy Team 広報担当
連絡先:contact@creditengine.jp